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細菌感染症である梅毒は早期治療が鉄則

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梅毒は真正細菌の1つである梅毒トレポネーマによって発症し、かつては不治の病として恐れられていました。
性感染症としての認知度も高く、スピロヘータの存在は広く知られています。
因みに、スピロヘータの1種が梅毒トレポネーマです。
国内においては、治療薬の発達とともに患者数が激減した経緯があり、国立感染症研究所の調査では1999年~2012年が500~900例程度となっています。
一方、最近のデータとして2013年の1,228例、2014年においては1,671例が報告されるなど、増加傾向にあることが指摘されています。

梅毒の感染ルートは、主に性行為があり、感染部位と粘膜や皮膚が直接触れることでうつります。
特徴の1つに母子感染があり、感染している女性が妊娠をすると胎盤を通して胎児へも感染し、この場合、生まれてくる子が先天性梅毒になる可能性が高くなります。
尚、胎児への感染は、妊婦が第1期~第2期梅毒で、治療を受けていないケースが該当します。

梅毒は、放置をすることで症状が進み、最終段階では重篤な状態に陥るために注意が必要です。
症状は第1期から第4期まであり、まず、第1期は感染後3週間から3ヶ月程度が該当し、細菌侵入部分への豆粒程度の固いしこりや、太股の付け根のリンパ節の腫れがあり、痛みが無いこと、しばらくすると症状が消えることが特徴になります。
第2期は感染後3ヶ月から3年程度の期間になり、細菌が血液に入り全身に広がることで、全身のリンパ節の腫れや関節痛、発熱、倦怠感、頭髪の脱毛などがあり、第1期同様に自然に症状が消えます。

第3期と第4期に関しては、現在、そこまでの進行はほとんどなく、期間としては、第3期が感染後3~10年程度、第4期では感染後10年以降になります。
それぞれの症状は、まず、第3期の場合、皮下組織に結節性梅毒と呼ばれるしこりや、ゴム種と呼ばれるこぶができます。
第4期では脳や脊髄が侵されることによる進行麻痺・痴呆・脊髄癆(せきずいろう)、心臓血管系が侵されことで大動脈炎や大動脈瘤、また、多くの臓器に腫瘍ができるなどの症状があります。

梅毒の治療方法を知っておこう

梅毒は、現在では最も重篤となる第4段階まで進行することはほとんど無いものの、放置をせずに早期に治療を行うことが大切になります。
早期発見による治療が最も効果的であり、この場合、薬による治療方法が用いられます。

早期発見による治療方法で使用される薬は抗生物質があり、ペニシリン系が処方されます。
抗生物質は、特に、第1期から第2期にかけて効果が高く、主なものとして、サワシリン、パセトシン、ノバモックスなどがあります。
因みに、ノバモックスはサワシリンのジェネリック医薬品です。

ペニシリン系の中でも多く処方されているのがサワシリンです。
サワシリンは、細菌などの細胞壁合成を阻害し、増殖を抑制することで殺菌的な抗菌作用を発揮します。
通常、呼吸器感染症をはじめとする様々な感染症に使用されており、梅毒に対しても高い効果があります。
治療ではサワシリン錠250が処方されて、成人では1回1錠、1日に3~4回の服用、子どもの場合には、1日に20~40mgを3~4回に分けて服用することになります。

薬の服用に関しては、どのような副作用があるか把握をしておくことが重要になります。
サワシリンの主な副作用には、発疹、かゆみ、発熱、下痢、軟便、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、味覚障害などがあり、これらの症状が現れた場合には、速やかに医師や薬剤師に相談をする必要があります。
また、使用においては、じん麻疹、膿疱、黄疸、全身倦怠感、発熱が現れた場合には使用中止とともに医師の診察を受けることを記載しており、十分な注意が必要です。

サワシリンは使用前に、医師や薬剤師への報告が必要な人に関しても定めています。
対象には、以前に薬を使用して、かゆみ・発疹などのアレルギー症状が出たことのある人、伝染性単核症の人、妊娠または授乳中の人、他に薬を使っている人が該当し、使っている薬に関しては一般用薬も含まれるために、必ず、確認をした上で服用をする必要があります。

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